ホテルの料金は日によって変動している理由とは?
ホテルを予約する時に「あれ?前回より高くなってる…」と思うときがあったりします。
同じ部屋なのになぜ料金が変わっているのでしょうか。
そんな理由を調べてみましたのでご紹介しまーす!
基本的に料金は需要に合わせて決められている
まず基本的にホテルの料金は需要に合わせて設定されています。
ビジネス街であれば、出張で利用するサラリーマンが多くなるので平日が高くなりますし、
観光地であれば平日よりも週末が高くなるでしょう。
足元を見ているような気もしてしまいますが、ホテル側もビジネスなので仕方ないことです。
航空券も時期や時間などによって値段は変わってきますし、同じことですね。
週末は需要が高くなるため全体的に料金が高くなりますが、
日曜日や連休の最終日は需要が低くなるので料金が下がる傾向にあります。
シーズンやイベントなどで料金が変わる
当然のことですがゴールデンウィークや年末年始などは料金が高くなります。
またホテルの近くで大きなイベントがあると料金が跳ね上がったりします。
例えば東京ドームでジャニーズグループのコンサートがあれば近場のホテルの料金が高くなりますし、
東京マラソンなど全国から人が集まるようなイベントがあると周辺のホテルの料金が高くなったりします。
こういうイベントがある時はホテルだけでなくカプセルホテルなども予約でいっぱいになりますし、
料金が変動するカプセルホテルの場合には1泊で1万円以上なんてこともあったりします。
ホテルの部屋数が少なくなると料金も上がっていく
ホテルは当日になればなるほど予約が入っていくので残りの部屋数も少なくなっていきます。
そのため基本的には当日に向かって料金が上がっていく傾向にあるといえます。
ですので、早めに予約しておいたほうがお得に泊まれる可能性が高くなります。
こちらはアパホテル<神田駅前>の料金カレンダーです。
10月23日は残り1部屋になっているので高く設定されています。
また、土曜日も料金が高くなっていますが日曜日は料金が安くなっています。
同じ部屋でも土曜と日曜日で倍の差があります。
こちらはアパホテル<神田駅東>の料金カレンダーです。
同じアパホテルでもホテルによって料金が異なっています。
また全体的にアパホテル<神田駅前>よりも料金が低くなっています。
ですが、10月26日まですでに満室になってしまっているので、予約は早めにした方がよさそうですね。
10月29日はどちらも料金が高く設定されているので何かイベントなどがあるのかもしれません。
予約した時より値下がりする場合もある
当日に向かって部屋数が少なくなっていくので料金も上がっていくと説明しました。
しかしながら、逆に当日になっても全然予約が入らない場合には、
ホテルが料金を下げていくこともあるので、必ずしも早い予約がお得といいきれないところでもあります。
当日フロントで「予約した時よりも安くなってるんですけど!」と言っても、
予約した時点での料金でしか泊まれませんので値切ったりはできません。笑
ただ、アパホテルの場合には前日までは無料でキャンセルが可能です。
前日までなら予約をキャンセルすれば、その時の料金で予約を取り直すこともできます。
なかなか安くなっていく日は少ないかもしれませんが、チェックしてみてもいいかもしれません。
なお、当日になると100%のキャンセル料がかかりますので、取り直すのはやめたほうがいいでしょう。
まとめ
ホテルの料金は航空券などと同じように需要に合わせて設定されています。
先日の台風のときは電車の計画運休が発表されたせいもあり、
どこのホテルも部屋数が少なく1部屋2万円以上するところもありました。
それでも予約が入るということなんですね。
基本的には早めに予約したほうがお得かと思いますが、
かなり高い値段で予約してしまった場合には安くなる可能性もあるので
後日値段をチェックしてみてもいいかもしれません。



